2021-03-22 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
水産物につきましては、緊急事態宣言の再発令による飲食店の時短営業要請等により、クロマグロやキンメダイ等の高級魚介類の需要が減少し、これらの価格が下落しておりますが、他方、昨年以来の巣ごもり消費の増加により、マイワシ、マダラといった大衆魚の価格は堅調に推移しているところでございます。
水産物につきましては、緊急事態宣言の再発令による飲食店の時短営業要請等により、クロマグロやキンメダイ等の高級魚介類の需要が減少し、これらの価格が下落しておりますが、他方、昨年以来の巣ごもり消費の増加により、マイワシ、マダラといった大衆魚の価格は堅調に推移しているところでございます。
水産関係について、ほとんどの漁協あるいは水産関係団体から、総じて魚価が下がっている、大衆魚二割、三割減に対して、とりわけ、青森県の魚となっておりますヒラメなど高級魚については四割あるいは五割減になっている、そういう深刻な状況も聞かされました。
例えば、私たちがふだんから食べているような大衆魚についてはほぼほぼ価格の変動は見られませんが、高級料亭等で使われるようなノドグロとか、大間のマグロとか、それとかウニとか、そういったものは本当に半額とか三分の一の値段でしか、豊洲ドットコムあたりでも流通しておりますけれども、売られているような状況でありますから、これについて何とか支援したいという気持ちは私自身も強く持っております。
水産についても、これも、大衆魚については下がっていない、高級な魚については下がっている。いろいろな、ばらばらな部分がありますけれども、これを一括でやるということは難しいかもしれませんが、例えば積立ぷらすの運用をどうするのかとか、そういうようなことも俎上に上ってくるのかもしれません。
そして、魚の世界もなかなか難しくて、大衆魚については値崩れしておりません。ところが、ホタルイカとかウニ、カニとか、マグロもそうですけど、そういうものについては非常に値崩れが厳しい、そういうところを何とか救うためには何ができるのか、あらゆる知恵を今絞り出しているところでございます。
例えば大衆魚はそんなに下がっていない。物によって、水産業といっても物によって状況が違いますから。畜産業においても、牛肉においては一番影響が激しく出ております。特に高級部位についてはですね、A4とかA5については。
大衆魚と広く認識されている日本国民財産でもあると言っていいほどのサンマの国内流通の実現に向けて、そのことにおいても委員の皆様の特段の御理解と御支援をお願い申し上げるところであります。 我々根室市民は、北方領土問題の解決なくして戦後はなく、経済的にも社会的にも北方領土問題が解決して初めて正常になる、まさに北方領土問題の今後によって町の将来が大きく左右されるという宿命を背負っております。
○中村敦夫君 この水産加工業施設改良資金融通臨時措置法というのは、たくさん取られるイワシなどの大衆魚ですか、これを加工する事業者に対して低利の融資を行うということですね。事業者の多くが中小零細ということもあって、またこの各地の地場産業としても重要なわけですから、こういう制度は必要だと思います。
その中で、水産物ではいわゆる大衆魚から相当部分を輸入に依存するという高級魚に消費が拡大しているというような傾向にあるわけでございまして、そういう意味で食料自給率の問題そのものも、なぜ五〇%だとか、あるいは十年間に四五%だとかという根拠になりますと、それで食料安全保障政策上大丈夫なのかというような問題の指摘もあると思うんです。
水産物の自給率の低下の主な原因としましては、我が国の周辺海域における資源量の状況が非常に悪化した、あるいは海外漁場における規制が非常に厳しくなるといいましょうか、強化されたということもありまして国内生産が減少した一方で、また、国民の水産物の需要がちょっと変わってきまして、イワシとかアジ等の大衆魚から、エビとかマグロとか、そういう国内生産では賄い切れないような、高級といいましょうか、中級といいましょうか
その際に、今も言われましたように、大衆魚から高級魚の方に消費の志向が変わってきたことが自給率が下がった一つの理由だ。例えば、その一つとして、エビが物すごく今、ほとんど輸入されているわけですが、このエビの輸入に対する対策なんというのは具体的に何かされてきたんでしょうか。
振り返ってみれば、私たちの食卓は、かつて、イワシ、アジ、サバなどの日本近海でとれるいわゆる大衆魚、これが中心であったのに、今や、エビやマグロ、そしてアラスカ産のキングサーモンなど、大変高価な高級魚にその主役を譲っています。果たして、このような状況の中で目標自給率を達成しても意味があるのかという御指摘でございます。
○藤田委員 消費マーケットが拡大している、需要が拡大していると言いながら、実際には、日本でとれるお魚と競合するような魚、一番大衆魚で親しみのあるイカとかサバとかサンマとか、そういうものもどんどん輸入しているじゃありませんか。しかも、それで大きな打撃を受けているじゃありませんか。あれこれと弁解しないで、私が聞いていることにきちっと答えてください。
しかし、大衆魚の場合には、つくり育てるというわけにもいきません。これはやっぱり海へ出ていってとってきてもらうと。そういう意味では、そういうところをまさに安定供給で確保していくというためには、今のような長官の答弁では姿勢がまだまだ弱腰というか消極的過ぎる。
米の問題に隠れておりますけれども、この中で私は、魚介類、タラ、ブリ、サバ等、その等の中には、等と申しますのはイワシ、アジ、サンマ、ニシン、つまり我々が子供のときから食卓で食べておった大衆魚が大体すべて含まれておりますのですけれども、これらの魚介類を輸入の制限をしている根拠はどういうことでございましょうか。
ところが、大衆魚なんかの場合、例えばイワシならイワシでもとれる時期ととれない時期とがある。とれない時期になればかなり根こそぎ一生懸命とらなければならぬというようなことだって起こりますし、栽培に適するえさになる大衆魚の種類を変えたときにはうまくいくのかいかないのかとか、いろんな問題が絡んでくる。
したがいまして、この栽培漁業というのは、対象となります種類にもよっていろいろな形がありますし、畑に種をまくというようなことと違いますので非常に難しいところでございますが、大衆魚ということでとらえてみますと、この栽培漁業は種をまいてからコストがかかりますので、それに見合ってある程度の漁獲金額が得られるようなものでなければいけないということだろうと思いますので、例えばイワシとかそういう大衆魚についてこの
大体高級魚のえさというものの大方は大衆魚なんですよね。栽培漁業を盛んにしていけば、それだけまた大衆魚の需要が、我々人間の直接口に入るんじゃなくてそっちの方へ流れていく。我々も食べます。そうすると、結局さっきの管理型のところへまた戻っていっちゃうんですけれども、栽培をするためにはえさが必要です。えさでたくさんとるようになります。それにさらに人間も食べなきゃなりません。
従来は沖合底びきはどちらかといいますと大衆魚と申しますか、を対象としておりますし、沿岸域ではもう少しきめ細かい漁獲というふうなすみ分けが行われていたわけでございます。そうした中で、どうしても資源の問題から沖合の方でかなり小さいといいますか稚魚に至るまで漁獲されるというようなことが昨今ございまして、より先鋭的な問題に発展してきたわけでございます。
また、一部の多獲性大衆魚について、IQ品目が残っておることは御指摘のとおりでございます。品目の数え方については関税分類をいかにとるかによって変動しますので、数はともかく一部あることは事実でございます。
高級魚、大衆魚という区別もいろいろ漁業の将来を語るときに出てくる話でございますけれども、大衆魚と言われるイワシだとかサバ等におきましても、私は医者ではございませんので決して学問的な説明はできないし、またしようとも思っておりませんけれども、エイコサペンタエン酸というものが健康に非常にいい、動脈硬化を防ぐんだという話も聞いて、なるほどな、こういう意見というものが学問的にも裏打ちされるものであれば、魚の大好
全国の漁協で大衆魚と言われる魚はイワシとかサバとかサンマとか、そういうもので、まあこれはそこにおいでになる大臣方もみんなイワシ、サバ、サンマは御愛好なすっていると思うのですが、そのうちのイワシやサバを漁獲するのはまき網漁業ということになっているのです。
ところが、こういう安い大衆魚のトラック輸送には今度は五%課税されるわけでございます。ですから、生鮮食料品は非課税、魚は非課税と言っても、高級魚のように冷凍車で運ばれる、保冷車で運ばれれば非課税、大衆魚の安い魚がトラックで運ばれると、これはトラックだから課税になってしまうんですよ。こういう矛盾はどういうふうにお考えになりますか。それから今の、海を運ぶときは課税で陸を運ぶ方は非課税になってしまう。
これは野菜の代表的なものであるキュウリ、キャベツ、大根というようなものと大衆魚の代表であるアジというようなものにつきまして、五十八年から六十年の三カ年について十一月の数字を調べたものでございます。 例えばキュウリでございますと生産者価格が十キログラム当たり二千三百二十五円、出荷経費五百六十三円、計二千八百八十八円ということになるわけでございます。
あるいは魚なんかにしても、大衆魚と言われるものが本当は一番健康にいいということで盛んに訴えておるのですけれども、これの消費というものもそんな大きくないということ。
それから魚も加えれば、この魚も大衆魚を含めれば一〇〇%ぐらいやはり賄っておるという状況でございますから、ただ自給率という数字だけで見るのはむしろ危険なんじゃないかな。それより、やはり足腰の強い農業をつくり上げながら自給力をつけていくことが大切じゃないかなというように私は今数字をお聞きしながら感じた次第であります。